2021/04/03
【自律神経について@】自律神経とは?
からだのこと
自律神経とは、内臓、血管などの働きを24時間休むことなくコントロールし、体内の環境を整える神経です。
知覚や運動神経と違って、自律神経は名前の通り、自律しているので私たちの意思で自由に動かすことはできません。意識しなくても呼吸をしたり、食べたものを消化するため胃を動かしたり、体温を維持するため汗をかいたりするのは、自律神経があるおかげです。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられます。
交感神経は、心拍
数をあげたり血管を収縮させたりするなど体をアクティブにする働きを持ち、副交感神経は、心拍数を下げ血管を拡張させるなど体をリラックスさせる働きがあります。
車に例えると、交感神経がアクセルで、副交感神経がブレーキの役割を持ち、片方が活発なときは、もう片方の働きが抑えられるというバランスで、交互に働いています。
昼間は交感神経が活発で、夜は副交感神経が活発になるという1日のリズムを持つため、交感神経が活発になり始める朝にきちんと起きて行動をスタートさせる。反対に、
副交感神経が活発になり始める夕方からはゆっくりと心身を落ち着かせ、その働きがピークに達する時間はしっかりと眠る。
自律神経のリズムに合わせて生活することが
健康につながります。