冷え性の方へ
冷え性はなぜ引きおこるの?
女の子に多い冷え性。 個人差はありますが、女性の半数から7割近い方が冷えをつらいと感じているそうです。
- 冷え性の主な原因
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- 1:筋肉量が少ない
- 2:自立神経の乱れ
- 3:食生活の乱れ
- 4:きつい下着などの締め付けによる血行不良
- 5:低血圧や貧血による血行不良
また、やせ過ぎ、ストレス、夏場の冷房、薄着、バランスの悪い食事、身体を冷やす食べ物の摂り過ぎ、喫煙、シャワーのみの入浴といった生活習慣のほか、月経の影響などで、腹部の血流が滞りやすいといったことも、女性に冷え性が多い理由といわれています。
意外に多い夏の冷え性とその原因
冷え性というと冬を連想させますが、暑い夏でも、冷房や、食べ物などによる原因で、夏の冷え性も多く見られます。
通勤中の電車やオフィスなど、冷房が効いた場所に長時間いることで、カラダは芯から冷えてしまいます。さらに、冷たい食事に冷たい飲み物、夜は冷えた生ビール…と、一日を通して冷たい物を摂る機会が増え、夏は冷える原因がいっぱい!暑いからと浴槽に入らずシャワーですませるといった夏の生活習慣も、冷え性を招くことにつながってしまいます。
忙しくて、運動する時間を作れない方には、ゲルマニウム温浴をオススメします。20分間の温浴での消費カロリーは約600Kcal。水分補給をすることが多い夏は、排出しきれない汗がカラダに溜まり・・浮腫(むくみ)の原因にもつながります。
手足に特に冷えを感じる理由
寒いときは、からだの中心部に血液を集めて、体温を維持しようとします。そのため末端である手先や足先には血液が行き渡りにくくなり、温度が下がりやすくなって、冷えを強く感じるようになるのです。 さらに寒いと、体がふるえますが、これは筋肉を動かすことで熱を作り出そうとする反応なんだそう!改めて・・人のカラダってスゴいなぁと思ってしまいます。
冷え症が引き起こす不調
血流が悪くなると体温維持、消化吸収能力が低下。肌荒れや肩こり、頭痛、疲れがとれないといった不調をまねきます。
冷えは、あらゆる生命活動にかかわっている「酵素」の働きにも影響します。酵素が最もいきいきと働く体温は、成人で36.5℃~37℃。体温が1℃下がるとその働きが低下し、代謝が12~20%も下がるといわれています。
必要なものが作れず、不要なものも排泄できなくなり、傷ついた遺伝子や細胞、組織などの修復力、活性酸素を除去する力も落ちてしまうことに。
また、低体温により免疫力も低下。風邪やウィルスにも弱く治りにくく、体調がすぐれないことも多くなりがちに。さらに冷えが進むとがんやうつ病、不妊症といった深刻な病態につながる危険性もあります。
カラダを温めると同時に、できる限り冷やさない環境の中に身を置き、下がってしまった体温を1度上げれば、免疫力は5倍、代謝は12%もあがるんだそう。いつも元気でキレイにいるためには、女性の大敵!「冷え」とさよならして、ぽかぽか美人を目指しましょう。
冷え症にならないために
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適度な運動が大切。
筋肉は運動不足だと硬くなっていきます。ストレッチや有酸素運動などで、筋肉を伸び縮みさせる事により、血流が良くなり身体が温かくなっていきます。日々の適度な運動がとても大切です♪
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全身浴でカラダを温める。
お風呂で全身を温めるのが、 血管を広げて血流を良くして、体を温められます。また、ゆっくりぬるめのお風呂に20分以上はいり、体の芯から温めるがおすすめです。
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食生活を気をつける。
基本ですが、バランスのとれた食事はとても大切です。甘い物や油物を食べていると血がドロドロになり、血流が悪くなります。また、アイスなど冷たい物ばかり食べていると身体を冷やす原因にもなるので、ショウガなどの身体を温める食事をとるのがおすすめです。