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冷え性はなぜ引きおこるの?

女性に多い冷え性。 個人差はありますが、女性の半数から7割近い方が、冷えをつらいと感じているそうです。 平熱が35度台という低体温の人も少なくないようですが、1度の体温低下で基礎代謝量は約12%落ち、免疫力は30%以上低下することが分かっています。

身体のダルさや顔色の悪さといった美容面への影響だけでなく、実は健康面でも多くのデメリットがある冷え性とサヨナラして、自ら熱を作り出すカラダを目指しましょう!

冷え性の主な原因

  • 1:筋肉量が少ない
  • 2:自立神経の乱れ
  • 3:食生活の乱れ
  • 4:きつい下着などの締め付けによる血行不良
  • 5:低血圧や貧血による血行不良
また、やせ過ぎやストレス、夏場の冷房、薄着、身体を冷やす食べ物の摂り過ぎ、喫煙、シャワーのみの入浴といった生活習慣のほか、生理による影響などで腹部の血流が滞りやすいといったことも、女性に冷え性が多い理由です。
冷え症が引き起こす不調
血流が悪くなると体温維持するための機能や、消化吸収能力が低下。肌荒れや肩こり、頭痛、疲れがとれにくいといった不調をまねきます。

冷えは、あらゆる生命活動にかかわっている「酵素」の働きにも影響します。酵素が最もいきいきと働く体温は、成人で36.5℃~37℃。体温が1℃下がるとその働きが低下し、代謝が12~20%も下がるといわれています。

必要なものが作れず、不要なものも排泄できなくなり、傷ついた遺伝子や細胞、組織などの修復力、活性酸素を除去する力も落ちてしまうことに。

冷えが引き起こすカラダの不調

  • 1:お肌のくすみ、たるみ、クマ
  • 2:生理痛、生理不順
  • 3:肩こり、腰痛、頭痛
  • 4:痩せにくい、便秘、むくみ
  • 5:イライラ、不眠
  • 6:抜け毛、薄毛
また、低体温により免疫力も低下。風邪やウィルスにも弱く治りにくく、体調がすぐれないことも多くなりがちに。さらに冷えが進むとがんやうつ病、不妊症といった深刻な病態につながる危険性もあります。

カラダを温めると同時に、できる限り冷やさない環境の中に身を置き、下がってしまった体温を1度上げれば、免疫力は5倍、代謝は12%もあがるんだそう。いつも元気でキレイにいるためには、女性の大敵!「冷え」とさよならして、ぽかぽか美人を目指しましょう。

手足に冷えを感じる理由 特に

人間の生命活動を維持する上で大切な酵素の働きは、37℃で最も 高まるといわれています。

人間のカラダは、内臓のある中心部の温度をつねに37℃に保つために、環境の変化に応じて体温を調節しています。

暑いときは血液の流れる量を増やすことで外気に向けて熱を逃がそうとし、それでも足りなければ、汗を出すことで熱を逃がします。

寒いときは、からだの中心部に血液を集めて、体温を維持しようとします。そのため末端である手先や足先には血液が行き渡りにくくなり、温度が下がりやすくなって、冷えを強く感じるようになるのです。 さらに寒いと、体がふるえますが、これは筋肉を動かすことで熱を作り出そうとする反応なんだそう!改めて・・人のカラダってスゴいなぁと思ってしまいます。

意外に多い夏の冷え性とその原因
汗腺をトレーニングすることで、日頃から汗をかきいやすい体質に。

冷え性というと冬を連想させますが、暑い夏でも、冷房や、食べ物などによる原因で、夏の冷え性も多く見られます。

通勤中の電車やオフィスなど、冷房が効いた場所に長時間いることで、カラダは芯から冷えてしまいます。さらに、冷たい食事に冷たい飲み物、夜は冷えた生ビール…と、一日を通して冷たい物を摂る機会が増え、夏は冷える原因がいっぱい!暑いからと浴槽に入らずシャワーですませるといった夏の生活習慣も、冷え性を招くことにつながってしまいます。
また、夏は、暑さを避けるために運動や外出を控えがちに…。運動量が減ってしまうと基礎代謝が落ち、気づかないうちに夏太りしている可能性も。日中ではなく、朝や日没後にウォーキングをするなど、暑い時間帯を避けて動くよう心がけましょう。
忙しくて、運動する時間を作れない方には、ゲルマニウム温浴をオススメします。20分間の温浴での消費カロリーは約600Kcal。水分補給をすることが多い夏は、排出しきれない水分がカラダに溜まり・・浮腫(むくみ)の原因にもつながります。

また、汗をかき辛い方には・・ゲルマやよもぎ蒸しで汗をかくことで汗腺が鍛られます。汗腺をトレーニングすることで、日頃から汗をかきいやすい体質に。
※楽座やで使用している全てのお水は浄水器に通し、塩素や有害物質(トリハロメタン・鉛など)を除去。 JIS規格13項目をすべてクリアした体内に吸収されても安心安全なお水にこだわり、水道水は一切使用しておりません。

冷えと自律神経の関係
自律神経のバランスを整えることで冷えの不調も改善される。

冷えは血行不良が原因で起こりますが、その血行は自律神経(交感神経と副交感神経)によって調節されているため、冷え性の大元の原因は自律神経のバランスが乱れと大きく関わることになります。

カラダを温め冷えから守ると同時に、自律神経のバランスを整えることが冷え性対策としてとても大切です。

自律神経について

自立神経とは?

自律神経とは、内臓、血管などの働きを24時間休むことなくコントロールし、体内の環境を整える神経です。知覚や運動神経と違って、自律神経は名前の通り、自律しているので私たちの意思で自由に動かすことはできません。意識しなくても呼吸をしたり、食べたものを消化するため胃を動かしたり、体温を維持するため汗をかいたりするのは、自律神経があるおかげです。

自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けられます。交感神経は、心拍数をあげたり血管を収縮させたりするなどカラダをアクティブにする働きを持ち、副交感神経は、心拍数を下げ血管を拡張させるなどカラダをリラックスさせる働きがあります。

自律神経が乱れると‥

血行は、自律神経によって調節されているため、自律神経の交感神経と副交感神経がバランスを崩してしまうと、血行不良による冷え、不眠や肩こり、頭痛、胃腸の痛み、だるさ、めまいなどの症状が出やすくなります。この状態が「自律神経失調症」といわれるものです。

強いストレスを受けることでも自律神経の働きが乱れてしまうことが多く、その状況が長く続くと、交感神経と副交感神経が正しく働かず、昼間はだるく、夜は眠れないという状態に…。場合によっては睡眠障害を併発したりココロとカラダの状況が悪化してしまうこともつながってしまいます。

自律神経を整えるライフスタイル

交感神経は、脳の興奮や血管の収縮などを招き、その状態が長く続くと不眠やイライラだけでなく、血流が滞ることにより冷えや腰痛などの原因に…。逆にいえば不調の改善には、副交感神経を活性させ、自律神経の乱れを正すことが大事になってきます。

副交感神経が優位になると、血管が拡張して血流がよくなり、脳の興奮や緊張が抑制され、胃腸の働きも活発に。その結果、さまざまな不調の解消につながります。では、どうやって副交感神経を活性させればいいのでしょうか?

呼吸を意識する。

意識できない自律神経を意識的にコントロールするには、深い呼吸を心がけることが重要です。

呼吸は、吸う息が交感神経、吐く息は副交感神経の働きを促します。ストレスがかかると呼吸が浅くなり、交感神経ばかりが働いてしまうので、副交感神経の働きが高まるよう、特に吐く息に意識を向けます。

毎日1回1分間のゆっくり呼吸を習慣づけて、乱れてしまった自律神経を整え、血行改善につなげましょう。

毎朝、コップ一杯のお水を飲む習慣を。

自律神経と腸は深い関係があり、ご飯を食べた直後に交感神経の働きが高まり、その後、副交感神経の働きで胃腸を活発に動かし、消化吸収を促します。

また、朝に飲むコップ一杯の水は、睡眠中に失った水分を補うとともに、副交感神経の働きを高め、自律神経のバランスを保つことができます。朝ごはんを食べることが難しい場合は、常温の水か白湯を飲む習慣を。

寝る前1時間前から、スマホやPCは見ない。

ネット検索やSNSなどは、興味がかき立てられ脳が刺激される上に、デジタルの強い光によって交感神経が活性化されることで、眠りが妨げられてしまう原因に…。

夜は、寝る前1時間前からスマホやPCは見ないようにしたり、できるだけ早めに寝て、朝起きたら太陽の光を浴びてカラダをリセットする習慣をつけましょう! 太陽の光を浴びて気持ちがいいと感じるのは気分的な理由だけではありません。「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンという物質が、自律神経のバランスを整えようと働きかけます。

適度な運動をする。

自律神経のバランスを整えるのに運動が効果的ですが、運動の強度によっては逆効果になってしまう可能性も…。

適度な運動はストレス解消にもつながり、体を動かすことで心臓から血液が送り出され、セロトニンをはじめとした神経伝達物質が活性化し、爽快な気分になります。

普段から運動をする習慣のない人が、急にハードな運動をすると逆に心身に負荷を与えてしまうリスクがあるため、まずは散歩やウォーキング、ヨガなど、無理ない範囲で体を動かすことがオススメです。

首を温める。

筋肉が少なくて細い女性の首は、男性よりもずっと冷えやすいもの。首には血管や神経もたくさん集まっているので、首が冷えていたり凝り固まっていたりすると、交感神経が優位になってしまいます。そしてその緊張状態が長く続いてしまうとカラダが休まらず血流が滞る原因にも。

首を温めることは副交感神経の活性化にもつながるため、心身をリラックス状態に持っていきやすくなったり、全身の血流が良くなることで、冷えの解消や、首や肩のこりをほぐすことも期待できます。

首を温める方法は、お湯に浸したホットタオルや、レンジで繰り返し使えるタイプのものを首の後ろにあてます。温めるタイミングは日中に疲れを感じたときや、就寝30分前が理想です。

よもぎ蒸しをする。

よもぎに含まれるシネオールという香り成分には、交感神経の働きを抑え副交感神経の働きを高めてくれる効果や、脳を落ち着かせる効果、睡眠を促す効果などのリラックス作用があります。交感神経と副交感神経の働きのバランスが崩れた「なんとなく不調」の延長線上に身体の冷えもあります。

よもぎ蒸しは汗をかくことでのリフレッシュ作用や、香り成分シネオールの作用でリラックス効果、そしてカラダを芯から温めることで自律神経が整うお手伝いをすることで、冷え性改善も期待できます。