- HOME
- 美肌をサポート
よもぎ蒸しで美肌復活!?
30分のよもぎ蒸しが終わったあと「ファンデーションのノリが良くなった」「お肌がもっちもちになった」「くすみが取れた」などの嬉しいお声を良くいただきます。
続けて通っていただいたお客様からは「肌荒れが改善した」「背中のニキビが良くなった」などの声を多くいただきますが、では、よもぎ蒸しをすると、どうして美肌になれるのでしょうか?
最初に、お肌の構造と仕組み「ターンオーバー」と「肌代謝」について。そしてその後は、よもぎ蒸しが美肌に良いとされる5つの理由を探っていきましょう。
よもぎ蒸しが美肌につながる5つの理由
-
1:めぐりを良くして肌代謝を上げる
-
2:良い汗は天然の美容液
-
3:ストレス解消で肌荒れを予防
-
4:水分補給で肌を潤わす
-
5:デトックス作用で美肌に導く
お肌の構造と仕組み
キレイ肌をつくるターンオーバーのメカニズム。
私たちのカラダの表面を覆う皮膚は、個人差もありますが、お肌の厚さは脂肪を除くと平均2mmほどで、その重さは体重の約16%を占めています。
皮膚には、外側からの刺激や細菌からの感染を守ってくれる働きがあり、大きく分けると「①表皮(ひょうひ)」「②真皮(しんぴ)」「③皮下組織(ひかそしき)」の3つに分かれます。
表面に近いところにある「①表皮」は、一番奥から、基底層(きていそう)、有棘層(ゆうきょくそう)、顆粒層(かりゅうそう)、角質層(かくしつそう)の順番で成り立っています。私たちが触ることができる角質層と呼ばれるお肌の表面の部分は、基底層でつくられた細胞を分化し、形を変えながらだんだんと表面に向かって押し上げられたもの。
この角質層の厚さは、ラップ程度の0.2mmほどですが、その役割は大きく、お肌の水分量を適切に保ってくれたり、外からの紫外線や細菌などの刺激から守ってくれるバリア機能を備える大切な層。「お肌を擦ってはいけない」と聞いたことがあると思いますが、これはバリア機能を持つ角質層がはがれてしまうことが理由です。
お肌の一番表面にある角質層の細胞は、一定期間留まったあと、自然に剥がれ落ちていきます。年齢にもよりますが、生成されてから剥がれ落ちるまでの期間は28日程。このサイクルをターンオーバーといいます。
ターンオーバーの周期が長くなってしまうと、剥がれ落ちるべき古い細胞がお肌にとどまることになり、角質層が厚く固く(角質肥厚)なってしまったり、排出できずに残ったメラニンが蓄積され、色素沈着を起こしてシミとなります。
反対に、擦りすぎる洗顔やピーリングのしすぎ、熱湯での洗顔など…角質が必要以上にはがされてしまうとターンオーバーの周期が短くなってしまいます。その結果、十分なバリア機能を持たない未熟な細胞が押し出され、乾燥肌や肌荒れの原因に。
美肌を保つためには、ターンオーバーを一定に保ち、角質層のバリア機能を十分に発揮させることが大切です。理想的なターンオーバーの周期には個人差がありますが、血液のめぐりをよくして代謝を高めれば、新たな細胞を生み出すチカラを高めることも可能です。
ターンオーバーのメカニズムを知り、肌代謝を上げてめぐりをよくすること。私たちが本来持つ働きを活かして、自己回復力を高めていきましょう!
ターンオーバーを乱れさせる主な原因
-
1:冷え性
-
2:食生活の乱れ
-
3:睡眠不足
-
4:運動不足
-
5:紫外線
-
6:ストレス
-
7:乾燥
-
8:加齢
よもぎ蒸しが美肌に良い5つの理由
よもぎ蒸しが美肌に良い理由は、カラダを温めめぐりをよくするだけでなく、よもぎ蒸しでかく大量の汗と、よもぎに含まれるその成分にあります。
-
めぐりを良くし肌代謝を上げる
1人間の細胞は約60兆個あるといわれ、私たちの体内では、日々古い細胞が破壊されては新しい細胞が生まれています。
書物によって様々な数字もありますが、一説には、肌は28日、血液は120日、肝臓は30日、骨は200日といわれます。このように、細胞が入れ替わる周期は部位によって異なり、多くの細胞が長い期間を経て新旧入れ替わっています。これが新陳代謝です。
よもぎ蒸しでカラダを温め血流やリンパの流れをよくすると肌代謝があがります。ターンオーバーの出発点である肌の基底層に、しっかりと酸素と栄養が届けることで、美肌をサポートしてくれたり、維持することも可能になってきます。
日常生活でもシャワーで済まさずできるだけ湯船に浸かるようにしたり、体を温める食材を取り入れたり、できることを心がけましょう!
ちなみに…湯船に浸かる際、熱いお湯に浸かると自律神経のバランスが崩れ、逆に冷え性を悪化させる場合があります。38度〜40度くらいのぬるま湯でじっくりと温めることがオススメです。
-
良い汗は天然の美容液
2「ニオイ」「シミ」「ベタつき」と・・特に夏は、不快でマイナスなイメージのある汗ですが、私たちのカラダにとっては欠かせない生理現象です。
汗をかくことで体温を調節をしたり、健康を保つための大事な役割を持つだけでなく、実は、美肌効果にも欠かせない存在でもあります。
汗の成分は、99%が水で、残り1%の中に天然の保湿作用のある成分が含まれ、汗は皮膚の表面にある皮脂と混じりあうことでバリア機能を担ったり、高い保湿効果を発揮しています。
水分を皮膚にしっかりと留め、お肌の潤いを維持する手助けもしてくれるため「汗は、天然の美容液」と呼ばれることも。また、汗の中には古い角質を剥がすことに役立つ酵素が含まれているため、汗をかくことは、古い角質が剥がれるのに非常に役立つそうです。
よもぎ蒸しでしっかりと良い汗をかいて、毛穴の汚れを追い出し、肌代謝を上げて素肌美人を目指しましょう! -
ストレス解消で肌荒れを予防
3自律神経には、起きている時や緊張状態の時に優位になる交感神経と、寝ている時やリラックス状態の時に優位になる副交感神経があります。
私たちの身体はストレスを受けると、それを対処しようと交感神経を優位に切り替え緊張モードに突入します。それに伴い血管の収縮が起こり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
女性はストレスによって男性ホルモンの分泌が増え、皮脂量が増加。べたつきを感じやすくなったり、肌荒れを起こしやすくなることも…。さらにその状態が続くと、免疫機能の低下だったり、肌の生まれ変わり(ターンオーバー)も乱れ、健やかな肌が保ちにくくなります。
よもぎ葉に含まれる香り成分シネオールには、交感神経の働きを抑えて副交感神経 の働きを強める作用があります。脳を落ち着かせて イライラした状態を緩和してくれたり、睡眠を促すリラックス作用があります。
-
水分補給で肌を潤わす
4お肌は、水分量が少ないとバリア機能が低下し、乾燥や肌荒れ、吹き出物など様々な肌トラブルを招きます。
お肌の状態には水分量が影響しやすいので、水を意識的に飲むだけで「お肌の調子が良くなった」と感じる人も多いほど。
また、体内の水分量が減ると、血液の濃度は高くドロドロになり、血行不良を招く原因にも…。その結果、血液が必要な酸素や栄養分をスムーズに運べず、お肌の状態が悪化してしまう可能性も。
外側からのお手入れのスキンケアが一般的ですが、水を飲み血流を促す内側からのケアも重要です。血流が良くなることで新陳代謝があがり、肌トラブルの改善も期待できます。
普段あまりお水を飲まない方も、よもぎ蒸し中には意識して飲まれる方も多いため、美肌につながる理由の一つになっています。 -
デトックス作用で美肌に導く
5便秘が続くと肌あれを起こしやすくなりますが、その理由は…便が長時間大腸内に滞留していると腐敗が進んで悪玉菌が増えてしまいます。そして悪玉菌は、腸内のタンパク質などを腐敗させ毒素をつくります。
毒素は血液を通じて全身をめぐり、血液の一部は汗となり肌の表面へ。汗に含まれる有害物質が刺激となり、肌荒れを起こすと考えられます。
また血液中の毒素によって血流が悪くなり新陳代謝が低下、乾燥やくすみ、ニキビ、吹き出物などの肌トラブルが引き起こります。
シミ、クマ、くすみ、むくみ、シワ、たるみ、吹き出物など…年代問わずお肌の悩みやトラブルは尽きないもの。ターンオーバーのメカニズムを知り、めぐりをよくして肌代謝を上げることが大切です。私たちが本来持つ働きを活かし、自己回復力を高めていきましょう!
よもぎ蒸しのご利用回数
血液は120日、4カ月程で血液が入れ替わり、お肌のターンオーバーは28日、約1ヶ月といわれます。根本的な改善を目指す場合は、きれいに細胞が入れ替わる3ヶ月〜4ヶ月を目安に週1~2回のペースで無理なく続けていただくことをお勧めします。
ただし、その間の食生活で脂っこいものを取りすぎたり、寝不足など不規則な習慣によっては、せっかくの「よもぎ蒸し」の効果がうすれてしまうことになるかもしれません。
楽しい友人とのおつきあいや、たまの夜遊び、また色々と断れない食事会や飲み会もあるかもしれませんが、そんな時には好きなものを食べ、思う存分楽しみ、一人ご飯や日々できることから、無理なく見直すよう心がけましょう。
ふと5年後10年後も若々しくいたいですね。体の中からキレイな人は見た目も若々しく、健康的な人です。人生100年と言われる今後においては、年齢不詳の美魔女になることが健康とキレイを保ち、長生きの秘訣につながるようです。