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2021/04/20
【女性ホルモンについてA】エストロゲンとプロゲステロンの役割り。
からだのこと
【女性ホルモン(エストロゲン)について】

エストロゲンは、肌や髪の潤いや艶を保ってくれたり、丸みのある女性らしい体つきを作り、自律神経の安定、骨や血管を守る、脳の活性化などに効果があるとされています。月経の終わり頃から排卵にかけて多く分泌されます。

排卵日の直前は、エストロゲンの作用によってイライラが解消し、気持ちが前向きになることから、ダイエットにも効果的があるといわれます。

エストロゲンは、女性が明るく健やかに活動するためには欠かせない女性ホルモンですが、多ければ多いほど体に良いというわけではありません。エストロゲンが過剰に分泌されると、子宮筋腫や子宮内膜症、乳がん、子宮体部がんにかかりやすくなってしまう原因にも…。その過剰な分泌を抑えてくれるのは、もう1つの女性ホルモンであるプロゲステロンの役割りでもあります。

女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンがバランス良く、適度な関係を保ちながら分泌されることが理想です。

エストロゲンは、思春期に入って初潮を迎える12歳前後から加速的に増加を続け20 代〜30代前半にピークを迎え、妊娠や出産、授乳に適した状態に。50歳前後からは ほとんど分泌されなくなり、閉経に近づくと、更年期とのお付き合いが発生します。



【女性ホルモン(プロゲステロン)について】

プロゲステロンは、受精卵が着床しやすいように、子宮内膜をやわらかく保ち受精卵 の着床環境を整えたり、体温を上げたりして妊娠をサポート。排卵後から、次の月経 が始まる頃まで多く分泌されます。

プロゲステロンは、体温が高くなることによる身体のだるさ、皮脂の過剰分泌による 肌荒れ、むくみ、食欲が増したり、精神的にも不安定になったり…ダイエットの時期 としても向かない期間となります。

こういった症状が、月経前症候群と呼ばれ、女性にとっては、マイナスに感じる面も 多くありますが、エストロゲンの調整役として必要不可欠です。

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